ハイローを付ける


まず、これをしたくなる人は多いと思います。
ハイローコンバーター取り付け。

これを付ける事によって
スピーカー出力をピンジャック式に変える事が出来ます。

パチンコ実機の音をオーディオ機器に接続して録音したり
ヘッドフォンで聞いたり出来るようになります。





製作費用

あくまでもねこでしの場合は


ハイローコンバーター 980円
差し替え出来るようにコネクタ 250円
電線 100円?
熱収縮チューブ 200円?
1530円

と言っても、差し替え出来るようにコネクタは必需品じゃないし
電線・熱収縮チューブはほんの一部だけ使用で…まぁ無けりゃ買わなきゃだけどね。


でも実際作業するにはテスターがあったほうが良かったりしますし
まぁ記事読んでもらってご検討を。



ハイローを購入する

購入するにあたってチェックが必要なのがゲイン付を買うかどうかです。
ゲインとはボリューム調整の事です。
実機の音量はかなり大きいのでハイローで変換した後の音を聞いてみると
音割れをしている事があります。


変換後にどんなにボリュームを絞っても音割れは改善されないので
変換前に絞っておく必要が出てくる為、出来ればゲイン付きの物を購入する事を
おすすめします。

下に2品ほど紹介




参考までに言うとねこでしはこの左側のを購入しました。
安いからです!w  この価格差! 同じ仕様でこの価格差!

しかしアマゾンのレヴューでも書かれている通り付属のゲインは
余りよくない感じです。(調整が出来てる感じがしない)

ただ実機のスピーカ用にボリューム調整が付いている事が多いです。
だからそのボリューム調整からの出力をハイローに繋げばゲインとして
使えますのでそこまで困った状況にはなりません。
(だからねこでしはそのまま安いやつ使っていますw)

実機にボリューム調整が付いてないかたにはお高いほうをオススメします。
(実機にボリューム調整付ける作業を自分ですれば500円もかからないけどね)



着脱式にするか否か

ハイローの線とスピーカに付いていた線をはんだ付けすれば完成なんですが
実機が1台だけだったら特に悩む必要がないけど、
数台所持してる場合や今後購入予定がある場合、
台数分ハイロー買ってたら大変な事になるので、着脱出来るようにしておく事を
オススメします。

1台しか買わないからおk という人は飛ばして下さい。


着脱式にするにあたってどんなコネクタを付けるかですが
これは好み次第です
自分の好みに合ったコネクタを付けましょうw

安全を考慮して4ピンで逆向きには刺さらないタイプならどれでも問題ないです。

2ちゃんでオススメされてた「SMコネクタ リセプタクルハウジング04P 」が
一番一般的で使いやすいかな?


線ごとに加工が必要です。
電線にピンを圧着するから専用工具(精密圧着ペンチ)があれば楽だけど
ラジペンでもそこまで苦戦しないと思います。




ちなみにねこでしは・・





ファン用電源延長ケーブル・・・

ハイロー側の配線のみ手元にあったコネクタを使い、
後は上の商品を電線の真ん中で切って
実機の基盤から出てる側、実機のスピーカ側に繋げて使用しています。
若干抜き差しが固いので止め用のでっぱりを少し削って使ってます。
あまり人にはオススメできませんが、楽がしたいってかたはこんな手もありますって感じで。


はい、ではコネクタタイプにしたい人は電線にオス側メス側のピンを圧着し
コネクタにはめて両側の線を完成させて下さい。
線の長さは自分の必要そうな長さでどうぞ。


この先はハイロー化させたいのが実機タイプか卓上タイプかで
分かれるので自分に合ったほうの記事を参考にどうぞ。






ハイローと線のはんだ付け  卓上タイプ編


卓上機に関してはいたって簡単。
コネクタ式にするならコネクタとハイロー側の線をはんだ付します。
LR +− がありますのでしっかり記憶しておいて下さい。

スピーカ側ですがこれも簡単。
既にスピーカが見えていると思いますので線を途中でぶった切ってもよし、
スピーカに付いてる根元から外して使ってもよしです。

実機にボリューム調整が付いている場合はその出力後の線を使えば
ゲイン調整の代わりにもなりますね。
スピーカ側の+−の確認はスピーカに書いてあるので切断する前に
確認して間違わないようにしましょう。


*作業前に必ず実機のコンセント抜いておいてください〜

そして基盤から出てる側の線とハイロー線、またはコネクタ線をはんだ付け!

LR +− がありますのでハイロー側と同じになるようにして下さい。
(+−を間違えた場合、音は出ますが音の一部にノイズが乗ったりします
 ゲイン起因と勘違いしてトラブルの原因になりますので必ず間違えない様に)


これで完成! お疲れ様でした。

コネクタタイプの場合、実機に付いてるスピーカも使う事があるのなら
そちらにもコネクタ付けておくといいですね。(配線ミス注意)






ハイローと線のはんだ付け  実機タイプ編

*作業前に必ず実機のコンセント抜いておいてください〜

コネクタ式にするならコネクタとハイロー側の線をはんだ付します。
LR +− がありますのでしっかり記憶しておいて下さい。

そしてこちらは少し厄介。
スピーカの配線が見えないため、まずは探し当てる必要があるからです。


ネットでググって見つけれれば一番楽なんですがねぇ…
一応ねこでしの手持ちの機種に関しては枠情報のスピーカ出力に記載していきます。

後、スピーカ線の割り出しにテスターが必要になります。
ブザーで導通確認出来るモードで探しだすので…

そんなに高くないのでいかがですか? 今後も使うかも?



ねこでしはこれを購入しましたが、もっと安いのもあります。
先日近場の無線屋さんに行ったら980円で売ってたりもしましたw

テスター無しでもどうにかしたいって人。一応、無くてもこの方法なら…


では本筋に戻ります。
ここからはテスターを所持している状態として話を進めます。


【方法1 +−もわかる方法】

基本枠のドア側の上部左右にスピーカが付いていると思います。
サブのスピーカが上皿の中に組み込まれていたりもしますが。
この方法はそのスピーカ線をたどって配線端子を見つける方法です。

枠のドア側のスピーカから配線をたどります。
ただし多くの枠はスピーカの背面が見れる物は無いと思います。
もしすぐ見れたらラッキーです。
見れない場合は見れるまでパーツを外して行って下さい。

スピーカの背面が見れましたら、その線が一旦一まとめのケーブルになって
基盤側に接続してると思うので、基盤側に接続してる側のコネクタを抜きます。
写真のように穴に導電物を挿し、テスターピンも付ける。
もう一方をスピーカの端子部に当て、電通チャック。
2箇所見つかるはずです。 それが片側のスピーカ線です。
左右どちらのスピーカ線か覚えておきましょう。
同じように、もう片側のスピーカでも行い、計4つのピンが見つかったと思います。
これでスピーカ線の割り出しは終了です。





ただこれでは電極がわかりません。
もうひと頑張りです。
スピーカの+−どちらでもいいので、線を外します。はんだごて〜
(スピーカに+−書いてますので覚えておく)
例として+を外したとします。

外した線とケーブルの先でもう一度通電チェック。
通電したほうが+です。   ←説明不要か・・

お疲れ様でした! スピーカ線と電極の割り出し終了。

後はケーブルを切断し、LR +− 間違えない様に取り付け。
コネクタタイプの場合も同様。

導通チャックで調べて行けばもっと見た目もよく付けやすい箇所が
あると思いますので、皆さまのお好きなところでどうぞです。






【方法2 とりあえずスピーカ線2対がわかる方法】

まず実機にボリューム調整が付いているかどうか。
付いていれば非常に楽です。

ボリュームが付いてるケーブルのセル側を外しておきます。
ボリュームが付いてる線をたどって(セル側の)端子までたどり着きます。
手探りでやってもいいし、それこそテスターの導通チェックで
探し出しても構いません。
多分2箇所あるはずです。 2箇所以上あっても1箇所しかなくても
その場合はこのやり方は失敗です。
他の方法で試しましょう。

2箇所見つかればそれがスピーカの2本線です。
同様にしてもう片方のスピーカ線も見つけ出します。
線を切る前に一度音を鳴らし、ボリュームの上げ下げで
それが左右どちらかチェックしておきましょう。

ただこの方法、電極がわかりません。
こういった物があればすぐわかるのですが…



今度俺も買う予定です。

ない以上、聞き比べるしかありませんw
(他に方法あれば教えてほしいです)

左右どちらかをハイローと仮接続して、聞いて調べる。
+−が違っても音質に影響が出るだけで、壊れたりはしません。(多分)

こっちかな?って思うほうでせめてLRは間違えない様に取り付け。
コネクタタイプの場合も同様。

後、線の切断はボリューム調整と(セル側じゃない)基盤とを
接続している間を切れば、ボリュームをゲイン代わりに有効に使えるはずです。

以上!お疲れ様でした。






【テスターがない方でスピーカ線見つける方法】

まず必須なのが実機にボリューム調整が付いている事。

そして実機を立ち上げ、ちゃんとスピーカから音が出ている事を確認します。
確認後は再度、コンセント抜いて下さい。念のため。

そのボリューム線を手探りで探ってコネクタ部まで行き、何番か覚えます。
セル側でも逆側でもいいけど、一応逆側のほうがいいかなぁ・・
結構コネクタって2列になってる事が多く、スピーカ線のもう一本は
そのもう一つの列の同じ位置の可能性が極めて高いです。

心を決めて、そのもう一方の線を切断します。


そして再度電源を入れて、スピーカから音が出ていなかったら当たりです。
音が出てたら…急いで電源を切りコンセント抜いて切断した線を接合してあげて下さい。
心が折れていなかったら、再度違う線でチャレンジして下さい。
もし全部で試しても当たりがなかったらすいません…


当たりが見つかった場合は同様の手段でもう片方の2対を見付けだして下さい。

後、片側を切断した時にそれが左右どちらのスピーカ線か
チェックしておきましょう。

テスター持ってない人が通電チェッカー持っているわけがないので
ここは省きます。


左右どちらかをハイローと仮接続して、聞いて調べる。
+−が違っても音質に影響が出るだけで、壊れたりはしません。(多分)

こっちかな?って思うほうでせめてLRは間違えない様に取り付け。
コネクタタイプの場合も同様。

後、線の切断はボリューム調整と(セル側じゃない)基盤とを
接続している間を切れば、ボリュームをゲイン代わりに有効に使えるはずです。

以上!お疲れ様でした。